温泉は入浴するだけでなく、「飲泉」に使われることもあります。
ヨーロッパ、特にドイツやチェコなどの温泉大国では、飲泉療法が盛んです。
温泉水を飲むことで、胃腸病・肝臓病・便秘などへの効果が期待され、医療行為として確立しているのです。
しかし、温泉水の楽しみ方は飲むだけではありません。
- 料理の味付け
- 洗顔や洗髪
- ジュースやお酒に使う氷
…など、生活の中で色々な使い道があります。
本日は、温泉水の様々な活用法について解説します。
色々なタイプの温泉水

温泉水には色々なタイプがあります。
- ヨウ素を含んだタイプ
- カルシウム成分が多いタイプ
- 鉄分を含んだタイプ
・・・などなど。
温泉場によって、特長がまったく違うのです。
Aの温泉水:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
上記の写真、Aはナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉です。
色は透明で、ほんのりと石灰の香りがします。
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症。
Bの温泉水:含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉
上記の写真、Bは含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉です。
塩気が強く、ヨウ素を含んでいます。
ほんのちょっと濁った色をしてるのがわかります。
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉痛、関節痛、腰痛症、神経痛、糖尿病、疲労回復
飲泉には、適切な温泉水を選ぼう

温泉水にはさまざまな種類がありますが、体調や持病によっては飲むとかえってよくないケースもあります。
ですので、含まれる成分などを考慮して、自分にとって適切な温泉水を選ぶ必要があります。
体質や症状による注意点
たとえば、以下のようなケースには注意が必要です。
塩化物泉(食塩泉)
高血圧や腎臓病、心臓病、肝臓病、浮腫のある方の飲用は注意が必要です。
食塩を多く含むため、病状が悪化する可能性があります。
硫黄泉
硫化水素ガスを含むため、多量に飲むと中毒症状(頭痛、吐き気、めまいなど)を引き起こすことがあります。
また、胃腸の弱い方や、妊娠中の方は飲用を避けるべきとされています。
硫黄泉はの飲用は、身体に強い変調作用を与えるため、病弱者・高齢者などはなるべく避けたほうがよいでしょう。
酸性泉
酸性が強いため、胃腸が弱い方が飲むと、胃腸を刺激し、腹痛や下痢を起こすことがあります。
そのまま飲むと胃をただれさせたり、歯を溶かしたりする恐れがもあります。飲用したい場合は、水で薄めてから飲んだ方が無難でしょう。
放射能泉
微量の放射性物質(ラドン、ラジウムなど)を含み、その刺激が免疫力を高めると言われており、飲用としても用いられています。
ですが、多飲すると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、腎臓病のある方や、がんの治療中の方は避けるべきです。
鉄泉
鉄分を多く含むため、鉄欠乏性貧血の方には効果があると言われていま。
ですが、基本的に多飲はやめた方が良いでしょう。多量に飲むと便秘を引き起こすことがあります。
症状によっては飲泉を行ってはいけないものもあります!
いくら飲泉が身体に良いといっても、闇雲に温泉を飲めばいいというものではありません。
たとえば、腎臓に疾患のある人は塩化物泉を飲んではいけないというように、症状によっては飲泉を行ってはいけないものもあります。泉質などを考慮した上で、適切な温泉を適切な方法で適切な量だけ飲用することが必要になってきます。
温泉場で直接、温泉水を飲む際の注意点

温泉場で、直接、温泉水を飲む場合
- 飲泉許可が出ている温泉の水を飲む
- 基本的に子供は飲まない、大人になってから飲む
- 一日に飲む量は200~500MLまで
- 温泉から持ち帰って飲まない
…などに注意することも大切です。
飲泉場に記載された飲用量を必ず確認!
温泉を飲む「飲泉」は、「身体に直接とりこむ」ことになるので、より慎重に行いましょう。
特定の病気・病態の人は、それぞれの特定の病気・病態について定められた許容量を守っていただき、飲泉場に設置されている掲示に記載された飲用量を必ず確認してください。
飲泉の注意点(環境省)
市販の温泉水なら安全

上記のように、温泉場の温泉水を飲むのは危険な場合があります。
ですが、市販の温泉水なら安心できます。
なぜなら、市販の温泉水は、飲用として適した成分量になるように調整され、厳しい品質管理のもと製造されているからです。
多くの製品は公的機関による検査をクリアし、安全性が保証されています。
色々試してみて、自分に合ったものを見つけると良いでしょう。
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以下の記事も参考にどうぞ!


温泉水の使い方:料理から美容まで


では、さっそく温泉水の使い方をご紹介しましょう。
ダイレクトに飲んでも美味しいですが、
- 料理
- お茶・コーヒー
- 洗顔・洗髪・足湯
…など、色々な楽しみ方ができます。
料理に使う


普通のミネラルウォーターと違って、温泉水にはコクや味わいがあります。
また、素材の味を引き立てるので、料理が美味しくなります。
下茹で:柔らかく
温泉水の中でも、炭酸水素泉は食品を柔らかくする効果があります。
別府大学はそれを実験で証明し、温泉水を活用したやわらか介護食を開発しています。
煮物・味噌汁:栄養たっぷり
温泉水は、素材の味を引き出します。
コクがあり、栄養もたっぷりの煮物ができあがります。
味噌汁も断然おいしくなります。
炊飯:ふっくらご飯
ご飯を炊くのに少し混ぜるだけで、遠赤外線効果で美味しく炊けます。
ふっくらとしたご飯になりますよ。
チャーハン:しっとりして美味しい
炒め終わる直前に、少し温泉水を投入します。
それだけで、しっとりして満足度の高いチャーハンができあがります。
ラーメンやうどん:出汁にコク
麺類の出汁を温泉水で作ると、出汁にコクが出て美味しくなります。
この美味しさを体験すると、普通の水やミネラルウォーターには戻れなくなります。
飲み物に使う


普通に飲んでも美味しい温泉水。
それ以外に、お茶やコーヒーを作るのにも一役買ってくれます。
お茶やコーヒー:まろやかで飲みやすい
温泉水で入れたお茶やコーヒーは、まろやかで飲みやすくなります。
ミネラルたっぷりなので、毎朝の一杯にオススメです。
ジュースやお酒に使う氷:ひと味違った味
温泉水で作った氷は、とけるほどにひと味違った味が楽しめます。
市販のジュースがおいしくなるだけでなく、栄養補給にもなります。
オン・ザ・ロックのお酒も、気持ちよく酔えますよ。
美容や健康に


温泉水は粒子が細かいです。
ですので、身体に浸透して老廃物を排出しやすくなります。
また、ミネラルたっぷりですので、お肌がしっとりします。
(ただし、効果には個人差があります。病状がある方は、まず医師に相談してください)
入浴:身体が温まる
温泉の醍醐味はやはり入浴ですよね?
身体が温まり、疲れが取れ、体調にも良い影響があります。
今は、源泉の濃縮液をお風呂に入れるのがオススメです。
足湯:老廃物を引き出す
足には老廃物が溜まりやすいです。
粒子の細かい温泉水で足湯をすると、それだけ老廃物が引き出されやすくなります。
足の匂いや体臭にも良いですよ。
足湯にはコチラがオススメです!
洗顔:汚れが落ちやすい
洗顔は毎日のことなので、どんな水を使うかは大切です。
クラスターが細かい温泉水を使うことで、汚れが落ちやすいです。
また、ミネラルを豊富に含んでいるので、お肌がしっとりします。
洗髪:髪にミネラル補給
温泉水で洗髪すると、髪の毛にミネラル補給ができます。
頭髪に不安がある人にはオススメです。
知り合いの温泉宿の主人は70代なのに、まだ髪の毛が黒々しています。
まとめ
今回は、【温泉水の活用法】料理・足湯・洗髪など!飲むだけではない役立つ使い方を解説しました。
温泉水は飲むだけでなく、料理、美容、健康に幅広く活用できます。
市販の温泉水は、安全で使いやすいのでオススメ。
泉質によって違うので、色々試して、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。
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