- 人は食べなくては生きてゆけない
- 人は外から栄養を摂る必要がある
・・・たしかにそうかもしれません。
しかし、最近は不食が注目されつつあります。
今回は、食べないことは健康に良いのか?を解説します。
「食べないことの大切さ」が定着しつつある
今まで「健康を保つには栄養を取ることが一番」とされてきましたよね?
現代の栄養学は、とにかく「栄養を取ること」に目を向けてきたと思います。
でも、しばらく前から流れが変わってきましたね。
むしろ「食べないことが健康を保つ」という認識が定着しつつあります。
不食のキーパーソン
不食を実践している人は、存在します。
キーパーソンは、以下の方々です。
山田鷹夫氏
実は、今までも「食べないこと」って話題になってました。
私が最初に、不食について知ったのは20年近く前のことです。
山田鷹夫さんの「人は食べなくても生きられる」という本を読んだのです。
これはかなり衝撃的な内容でした。
「えっ?飲まず食わずで生きてゆけるんだ!」と、目からウロコが落ちたような気がしました。
でも、著者が変人あつかいされちゃったりして、メジャーにはならなかったんですよね。
南雲吉則氏
そして、2012年、南雲吉則氏が「空腹が人を健康にする」という本を出しました。
それが大ヒットしたことで「食べないことが健康を保つ」ということが広く知られ始めたんです。
ジャスムヒーン氏
そもそも、2003年、ジャスムヒーンさんが「神々の食べ物」という本を出していました。
ジャスムヒーンさんは、十数年間何も食べずに生きているそうです。
プラナー(光)から栄養を摂っているんですね。
人の周波数がシーター波・デルタ波になると、そういうこともできるようです。
不食がなぜ健康に良いのか?
「不食は健康に良い」と言われます。
それは本当でしょうか?
本当なら、いったいなぜでしょうか?
サーチュイン遺伝子
それは、サーチュイン遺伝子があるからのようです。
この遺伝子は、人間の生命力をつかさどり、長生きをさせてくれるみたいなんです。
そして「空腹」によって、この遺伝子のスイッチがオンになるらしいんですよ。
それで人の寿命が延びるらしいんですね。
内臓の休息
サーチュイン遺伝子までゆかなくとも、 やはり「いつも腹いっぱい」というのは健康上良くないと思うんです。
10代ならいざ知らず、 さすがに50代になってくると、内臓に疲れがたまってきます。
ですので、やはり「食べない」ということで健康を保てるのです。
「化学物質」が身体に入らない!
また、食べるという行為は、農薬や化学物質を体内に取り入れる行為でもあるんです。
この世の中、
- 野菜や果物を作るのに「農薬」を使い
- 家畜を飼育するのに「抗生物質」や「ホルモン剤」を投与し
- 食品を加工する段階では、様々な「化学物質」を混入させている
・・・のは周知の通りです。
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加工食品には「添加物」が使われていることが多い
よく「合成保存料・合成着色料を使用してません」なんて表記を見かけますよね?
でも、 それは気休めなことが多いです。
それ以外にも、色々な化学物質(添加物)が使われていることがあるんですよね。
- 香料
- 酸味料
- PH調整剤
- 発色剤
- 決着剤
- 人工甘味料
…などなど。
日本で使用されている「食品添加物の種類」は約1500種類もあるということです。
ですので、加工食品を選ぶ際は、よく食品成分表示をチェックした方が良いです。
食品添加物の表示がないからと言っても、安心はできない!
ただし「食品成分表示に添加物が書いていない」からと言っても、安心はできません。
2020年時点ではどうなっているか知りませんが、以下のケースは、法律上、食品添加物の表示をしなくても良いらしいんですよ。
食品添加物の表示をしなくても良いケース
1.加工の途中で補助的に使われるもの
たとえば、ゆで麺を作るときにお湯に入れられる「消泡剤」。
泡が出ず、効率よく麺を茹でることができます。
ですが、薬が麺に残留する可能性があります。
2.加工以前の原材料に使われていたもの
たとえば、かまぼこを作る場合、すり身をつかいます。
そのすり身自体に「リン酸塩」などの添加物が使用されていたとします。
でも、それは「加工以前」ということになるので、表示しなくて良くなります。
3.栄養強化の目的で使われるもの
たとえば、「乳酸Ca」などは、Ph調整の目的で使用すると表示義務が出てきます。
しかし、カルシウム強化という名目で使用する場合は、表示しなくても良くなります。
4.ばら売りや量り売りをする場合
たとえば、大きな業務用ハムを、売り場で切り分け、100g○円で販売する場合などです。
その際は、添加物の表示をしなくても良いようです。
何か食べれば、添加物が身体に入ってくる
これでは、いくら食品成分表示に注意していても、ダメですね。
このように、何か食べれば、添加物が身体に入ってくる可能性が高い・・・
これが現代の食生活の現実なんですね。
だからこそ「不食」という選択肢も、場合によってはアリだと思うんです。
まとめ
今回は、究極のデトックス「不食」!食べないことは健康に良いのか?について解説しました。
これからは、いかに栄養やカロリーを摂るかより、いかに内臓をいたわるかという視点が大切です。
健康を維持するには、
- ふだんから、小食にする
- 可能であれば、定期的に断食する
…などの注意が必要だと思います。
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